よくある質問– Q&A –

トンキニーズってどんな猫？

日本ではまだまだマイナーブリードなトンキニーズ。バックグラウンドや最大の特徴とされるアクアの瞳を始めとしたアイカラー、ボディーカラーを含めたカラーバリエーション、キャットショーでの審査基準（ショースタンダード）などの説明をさせていただきます。
ご参考にしていただければ幸いです。

トンキニーズについて：誕生して半世紀以上

我が家で生まれるトンキニーズのカラーパターン：カラーのバリエーションが豊かなトンキニーズ

我が家はプラチナカラー（ポイントカラー：フロスティグレー）とシャンパンカラー（ポイントカラー：チョコレート色）の２つのボディカラーを専門としています。
それぞれに３つのアイカラー( ブルー・イエローグリーン・アクア)がありますので､”２×３＝計６パターン”が生まれます。

★アイカラーだけではなく、ボディカラーと手足シッポ耳顔のポイントカラーのカラーコントラスト（明暗の対比）に違いがあります。

●ポイントはボディカラーとポイントカラーがくっきりとしたハイコントラスト
●ミンクはボディカラーとポイントカラーがミディアムコントラスト
●ソリッドはボディカラーとポイントカラーの差が少ないローコントラスト

我が家で生まれるカラーパターン6つ

トンキニーズのアイカラーは3つ：全て寒色系カラー

トンキニーズの最大の特徴とされるアクアのアイカラーについて

プルー系の瞳を持った猫種はいくつかありますが、その中で透明感ある淡い薄い水色のを”アクア”という名称で呼ぶ事が定義されています。（配点１００点中１０点がアイカラー）
トンキニーズのアクアの目色の範囲についてはCFAスタンダードでしっかりと定義されています。（上記トンキニーズアクアアイのカラーチャート）
重要なのは、”アクアの色は一色では無く、アクアのカラー範囲がスタンダードで決められている”という点です。生き物ですから、”一頭一頭微妙に違うカラーという要素”については範囲というものが設定されているという点にとても納得がいきます。アイカラーだけでははく、トンキニーズだけではなく、猫だけではなく、生き物の持つ色素という点において、”範囲”が設定されているのは、ごく自然な事なんだなぁ～と受け止めています。

キャットショーでは各会場の照明色などで判断が時に厳しい時もあります。CFAスタンダードを学ぶジャッジングスクールでは、トンキニーズの目色の判定は、窓の所に連れて行って太陽光下で初めて正確に判定可能と記載があるくらいです。色素が薄い為、光源の影響を受けやすいということが明記されています。
トンキニーズブリーダーは、このアクアの目色にこだわる事から逃れらない！？定めなのではないか！と思うくらい大切な要素です。
しかしながら、目色だけ追ってブリードをしている訳ではなく、大切な事は他にも沢山あります。(*^^*)　

アクアの目色が最大の特徴とされるトンキニーズですが、ブルーやイエローグリーンのアイカラーがある事をあまり知られていません。それらのアイカラーも大変美しく、沢山の魅力があり、目色の美しさだけではないブリードです。
それだけではあらず！です。

※写真は全て当キャッテリーの子達です↓

CFAトンキニーズスタンダード図解